【はじめに】
どうも、hiroです。シーズン16も終盤、ずっと ベンチャーを“ソロOTP”で回してきた結果――ダイヤ2 → プラチナ4への大滑落を経て、現在は ダイヤ5 で粘っているところ。あと一歩で再びマスターが見えそうで見えない、この微妙な位置で感じたことを「完全・個人の感想」としてつらつら書いていきます。
※パッチは 2025-05-23 時点 の最新版を参照しています(細かい数値は今後変わる可能性大)。ベンチャー周りは 2 月 25 日のバグフィックス以降、大きな数値調整は来ていませんが、Covered in Dirt パークの挙動が修正されています。
1. ベンチャーは“コンボキャラ”ではなく ショートポーク DPS
誤解 | 実際 |
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ドリルダッシュ+バーストで一気にキルを取りに行く“コンボ”ヒーロー | 15 m 前後 の中距離で“削り”→味方のフォーカスで刈り取る ショートポーク ヒーロー |
● なぜポーク主体か
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メイン射撃(フォトンドリル) が弾速速め&中距離までダメ落ちが緩い。
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Drill Dash と Burrow を同時に切ると帰還ルートがなく、“片道切符”になりがち。
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ダメージを稼げる時間帯が 「ドリルが回っている 3.5 s」+「リロード or クールダウン待ち」 のループ。ここで「削り→味方 Ult/ピック」でテンポを作るほうが安定する。
体感:キルログ映らなくても 平均ダメ が 8–9 k / 10 min を超えていれば、味方は押し込みやすい。逆に“ダッシュ刺さずキルも取れず”だと 6 k 台で停滞 → 負け筋。
2. パーク 選択ガイド(2025-05-23 時点)
スロット | 推奨 ◎ | 代替 ○ | 主な用途・理由 |
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Minor (Lv 2) |
Excavation Exhilaration ◎ | Seismic Sense ○ | Ult〈Tectonic Shock〉中に CD-300 % 短縮。Dash→Burrow を連打して “確定 1〜2 ピック” を取りやすい。 ソロランクで Ult 起点にゲームを割る 動きと相性抜群。Seismic Sense は裏取りの多いマップで安全確認に便利だが、射線管理で代用可。 |
Major (Lv 3) |
SMART-R Excavator ◎ | Covered in Dirt ○ | メイン射撃の射程+25 %で “ショートポーク”を一段伸ばす。 ロング射線が増える Junkertown/Havana などでも火力を維持でき、味方のフォーカスが合わせやすい。 Covered in Dirtは 近接 Clobber で最大 +30 シールド。狭い通路で潜って殴るダイブ寄り構成なら耐久力アップが光る。 |
使い分けの目安
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ポーク主導で安定ダメージ →
Excavation Exhilaration
+SMART-R Excavator
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裏取り・近接乱戦が多いマップ →
Seismic Sense
+Covered in Dirt
3. 立ち回り5つのポイント
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15 m の“ドリル挨拶”
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出力落ちない距離でチクチク。被弾した敵 D.Va が DM を切った瞬間だけ Dash → 近接確定+フィニッシュ。
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“半身”ピークを徹底
- 左右に小刻みストレイフ(高台では 上下のチョイ出し)でドリルを差し込む。
- ドリルは判定が太めなので半身でも当たりやすい。全身さらすのはダッシュ時だけ。
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Ult は“突撃”ではなく“確定トレード”
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1 pick or タンク 60% 削りで“実質 5v4”を作るイメージ。Ult から入ると味方 Ult が合わせにくい。
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Drill Dash → 180° エイム反転学習
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Dash 終点で振り向き近接(70ダメ)→ ドリル追撃で即 160 近辺。対フランカーの自衛にも使える。
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Burrow の“置き”運用
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再出現地点を 高所手すり裏 / 自陣角 に置くと、ダイブ系の反転アングルになる。テンポ無視で深く潜るのは禁物。
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4. マップ相性メモ(個人所感)
S | A | B | C |
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Midtown, Blizzard World | King’s Row, Suravasa | Junkertown, Havana | Dorado (長射線多すぎ) |
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S:曲がり角が多くショートポークがしやすい。<br>
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C:長いロングポーク射線が頻発、Widow/Hanzo/Ana に睨まれがち。
5. パッチ履歴と今後の予想
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2025-02-25 Covered in Dirt が Drill Dash に誤って乗る不具合修正→ 今は正常。
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2025-03〜05 ベンチャー本体の数値変更なし。運営は フレイヤや ゲンジ の調整に注力中。
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所感:
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キルタイムは平均的でパワー不足の声もあるが、“削り DPS” として見ると環境依存。
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次期 Season 17 は 全体ダメージロールにリロードキャンセル緩和 の噂があり、ベンチャー の持ち味は相対的に上がると予想。
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6. まとめ 〜D2→P4→D5の壁で学んだこと〜
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ポークの総量 が勝敗に直結。キルを取れなくても「敵タンクを回復強要させる」だけで前線がズレる。
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片道ダッシュ厳禁。帰り道 or Burrow リセットが見えてないと瞬溶け。
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味方 Ult を信じる。“HP 削り係”と割り切ると、味方シグマの Flux やアナのナノで勝手にキルログが流れ出す。
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パークは「削り時間を伸ばす」視点で選択。
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Minor:Excavation Exhilaration ― Ult 中 CD-300 % → “1 Ult=2 サイクル削り”で試合を割る。
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Major:SMART-R Excavator ― 射程+25 %で“射線に出る時間を短縮”し、安定ポーク。
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代替:Covered in Dirt ― 狭い通路やダイブ構成が多い日は近接耐久+30 シールドで乱戦に強く。
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メンタル管理。プラチナ〜ダイヤ帯は“突っ込んだもん勝ち”の試合も多い。自分の理想ムーブが通らなくても“後出し DPS”で辛抱するとレートは戻る。
おわりに:
ベンチャーは「爽快ワンコンぶっ放し」ではなく“ジリジリ削ってチームを押し上げる”ヒーロー――そんな立ち位置で使うと、数字も勝率も安定する印象です。マスター到達が先か、次の大型バフが来るのが先か…引き続き潜りつつ、アップデートが入ったらまたレポートします。
それでは、またランクでお会いしましょう。
— hiro