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アンランで「行ける瞬間」に間に合うために。位置取りと練習の話【後編】

遠くへ移動したタンクを追うことと、届く敵への攻撃に合わせることを区別する図。近くの味方が襲われている場合は、その戦闘を助ける。
目次 5セクション

どうも、hiroです。

前編では、サポートへの攻撃と味方への合わせを、戦闘の途中で切り替える話を書きました。

今回は、その動きをするために、どこで何をしておくかを考えます。

気になっていたのは、上手い相手ほど隙が少なくなることです。後衛までの道を見られている。近づけば迎撃される。こちらの都合よく、サポートがひとりで歩いてきてくれるわけでもない。

そんな相手に「隙を見て入りましょう」と言われても、その隙が見つからないんですよね。

そこで、相手がミスするのを待つだけでなく、相手が味方へ対応している間に、自分も攻撃できる場所へいることを考えたいです。ここからは、次の試合で試すための練習メモです。

奥まで一気に行こうとする前に、次に撃てる壁へ

遠くからサポートまで行こうとすると、近づくまでに体力やスキルを使ってしまう。着いた頃には、攻撃を続ける余裕がない。

これを避けるために、接近を二つに分けて考えます。

まずは、次の攻撃が届く遮蔽物まで移る。そこで味方の戦闘に参加しながら、相手の動きを見る。踏み込める条件ができたら、そこから短く仕掛ける。

まず次に攻撃できる遮蔽物まで移り、そこから短い接近で攻撃を重ねる二段階の位置取り。

図5:準備の移動と、攻撃するための接近を分ける。突進を移動に使った場合は、次の攻撃で使える状態か確認します。

近い壁にいること自体が目的ではないです。そこから何も撃てず、味方の戦闘にも間に合わないなら、もう少し位置を考えたい。

反対に、その角を敵DPSが守っているなら、先に味方とその相手へ攻撃を重ねる。相手が下がったら、空いた角を使う。奥にいるサポートだけを見て、入口の敵を無理に通り抜けようとしない。

ダッシュを位置取りに使うこともありますが、着いた直後にもう一度使える前提にはしません。次の壁まで歩いて隠れられるか、そこから今持っている手段で何ができるかを見る。

遠くからの移動、敵への攻撃、最後の離脱。その全部を、一回の突進で何とかしようとしないようにしたいです。

敵の防御が切れた。そのとき自分はどこにいる?

相手が上手いから、何も使ってくれないわけではないと思います。味方への回復や防御にスキルを使うことはあるし、それは相手にとって正しい判断でもある。

その対応が必要な時間に、こちらも攻撃を重ねられるか。

前回も「防御を使わせて終わらない」と書きましたが、今回はその後に自分が動ける場所へ残っているかまで見たいです。

敵が防御を使った。でも、自分は体力もスキルもなく、遠くまで逃げている。そうなると、効果が切れても次の攻撃が間に合いません。

一方で、近くの壁に隠れられていて、味方はまだ撃っている。体力や使えるスキルも残っている。なら、相手の防御が切れたところへ、もう一度攻撃を重ねられるかもしれません。

敵の防御が切れても遠くへ離脱していて追撃できない状態と、近い遮蔽物から味方の攻撃へ再び合わせられる状態の比較。

図6:相手のスキルがないことだけで判断せず、自分の位置・体力・使えるスキルも一緒に見る。

だからといって、危険な角へ無理に居残るのは違います。複数人が詰めてくるなら退くし、味方がもう戦えないなら、そのまま奥へ入る理由もない。

「相手はスキルを使ったから行ける」ではなく、「今の自分と味方なら、その後を攻められるか」。そこまで確認したいです。

味方が来てくれないなら、今やっている戦闘を見る

自分がサポートを邪魔した。なのに、味方が前へ来ない。

この状況では、もう少し邪魔すれば動いてくれるかも、と考えたくなります。ただ、前へ歩いてこないことと、何も攻撃していないことは別です。

味方DPSが手前の敵を撃っているなら、自分からそちらへ合わせられるかもしれない。味方サポートが襲われているなら、その敵を一緒に倒す方が、今の戦闘には役立つかもしれません。

「自分の仕掛けに合わせてほしい」の前に、味方が今戦っている相手を確認する。

これは意識して練習したいところです。合わせる相手を、タンクだけに決めなくてもいい。

もちろん、味方が集合や回復の途中なら、そもそも今は攻撃を重ねる時間ではないです。そこで自分だけ深く入らず、次に使う角を探すなど、戦える状態になるまでの準備に回る。

逆に、全員が戦えるのに止まっているなら、自分から短い攻撃や位置取りを始めることも考える。ただ、味方が動かなければ即座に倒されるような深さまで、見切り発車はしない。

待つ、仕掛ける、合わせる。そのどれかひとつに決めてしまうより、今の味方に何ができるかを見て選びたいです。

ドゥームやボールについて走る必要はない

もうひとつ気になっていたのが、味方タンクがドゥームフィストやレッキング・ボールのときです。

タンクが遠くへ行く。こちらは同じ速さではついていけない。だったら、味方サポートと一緒に戦う形なのかな、と考えていました。

近くの味方と戦う、でよさそうです。ただ、そこから「ずっとサポートの護衛をする」と固定する必要もない。

見るのは、タンクの移動そのものより、攻撃が重なる場面です。

タンクが攻撃した相手に自分も届いて、まだ味方が戦っている間に合わせられるなら狙う。遠すぎて、着いた頃には味方タンクがもう抜けているなら、無理に追いかけない。

その間、近くのDPSと手前を攻撃してもいいし、サポートに来た敵を一緒に倒してもいい。サポートが攻撃に参加していなくても、回復を受けながら近い敵と戦う形は取れます。

遠くへ移動したタンクを追うことと、届く敵への攻撃に合わせることを区別する図。近くの味方が襲われている場合は、その戦闘を助ける。

図7:タンクと同じ道を通るより、攻撃が重なる相手と時間を見る。近くの戦闘が片付いた後は、次の攻撃を選び直します。

タンクが奥へ行ったから自分も奥へ、ではなく、その動きで自分が撃てる相手は変わったか。

ここを見られるようになると、味方の構成によって何もできなくなる時間を、少し減らせるんじゃないかと思っています。

次の試合では、まずひとつずつ

ここまで考えておいて、実戦では全部忘れる、というのもありそうなので。練習する順番も、小さくしておきます。

最初は、味方が撃っている相手に、自分も攻撃を当てる。

狙う相手はDPSでもタンクでもいい。ただし、自分も遮蔽物を使う。合わせるために、味方と同じ場所へ固まる必要はありません。

次に、近い横の角から、その攻撃を重ねる。

大回りして裏へ行くより、今の戦闘に参加したまま使える角を探す。見られただけで諦めず、攻撃を出せるかを見る。毎回撃つ前に削られるなら、同じ出方は続けない。

そこまでできたら、機会ができた相手へ、短く仕掛ける。

味方が削っている、守っていた敵が離れた、短く入って隠れられる。そういう条件を見て踏み込む。燃やしたから必ずダッシュする、にはしないです。

味方と同じ敵への攻撃、近い角からの攻撃、機会に合わせた短い仕掛けを順に練習する三段階のメニュー。

図8:最初の1〜2試合は「誰に合わせたか」だけでもいい。できたら次を足す、くらいで試したいです。

振り返るときも、キルできたかだけでなく、攻撃を重ねられた場面をひとつ探したいです。

サポートが下がった後、追うのをやめて手前へ狙いを変えられたか。タンクが遠くへ行ったとき、近くの戦闘を見られたか。仕掛ける前に、使った後の壁まで考えられたか。

アンランで工夫できることは、まだありそうです。まずは試合中に迷ったとき、この問いに戻ってみようと思います。

「今、味方は誰と戦っていて、自分はどこから攻撃を足せる?」

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