最近、Overwatch 2の新ヒーロー「ベンチャー」にハマっているhiroです。
AIからのアドバイスを取り入れつつ練習を重ねる中で、いろいろ気づいたことがありました。物量が多いので何回かに分けて記事にしたいと思います。今回の第1回目は、まず「孤立しない」「チームと行動する」「弱った敵を優先する」という3つの基本原則について、さらに一歩踏み込んで考えてみましょう。
孤立しない ~先進的連携と連携範囲の調整~
● タンクとの先読み連携
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タンクの動きを予測して先回り:タンクが前線に出るタイミングを意識し、自分は一拍早く移動しておく。
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アビリティ使用タイミングの同期:タンクがアビリティを使う瞬間に合わせて攻撃を仕掛けると、一気に相手を崩しやすい。
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タンクの死角をカバー:タンクが視認しにくい位置を自分がチェックし、横や後方から迫る敵への警戒を強化。
● “近すぎず、遠すぎない”距離感をつかむ
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ターゲットを共有:声かけやピンを使って「誰を狙うか」をすり合わせることで、速やかに敵を落とせる。
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ドリルダッシュの射程を意識:ベンチャーの機動力を活かし、少し離れた位置からでもすぐに味方と合流できるようにしておく。
「孤立しない」という基本は、まずはタンクとの連携から始まります。そこにサポートや他のDPSの動きも合わせていくと、チーム全体がひとつのまとまりとなり、結果的に戦線が安定しやすくなります。
チームと行動する ~役割の流動的切替とサポートとの共闘~
● 状況に応じた役割の切替
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フランカーとチームプレイヤーのバランス:相手の後衛を狙える状況なら積極的にフランクし、味方がまとまりたい時は無理せず一緒に行動する。
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攻撃/撤退の波に合わせる:味方が「ここでウルトを使う」という合図があれば一気に攻め、撤退時は生存重視で即座に下がる。
● サポートへの意識強化
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サポートの視線内で動く:回復が届く位置にいるだけで、生存率は大幅に上がる。
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サポートを守る:敵フランカーが襲ってきたら、自分がカットインして対処する。
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ヒール範囲を把握:サポートが回復しやすいポジションに身を置くことで、無理なダメージ交換を避けられる。
「チームと行動する」ためには、自分が“何をすればチームが助かるか”を常に考えることが大切です。フランカーとして動くのか、メイン火力として前線に絡むのか、状況に応じてスイッチする柔軟さを身につけましょう。
弱った敵を優先する ~ダメージ計算と標的優先度の動的調整~
● ダメージ計算の習熟
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敵ヒーローの体力と自分のコンボ火力:ベンチャーのアビリティと射撃のダメージを頭に入れ、「あと何発で倒せるか」を瞬時に判断できると強い。
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最小限のリソースで最大効果:倒せる敵には少ない弾やアビリティだけで仕留め、次のターゲットにすばやく移る。
● 標的優先順位の変化
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試合の局面による変更:攻撃中なら敵タンクを早めに消耗させ、防衛なら相手の後衛やウルト持ちを優先するなど、都度見直す。
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クールダウン状況を見る:敵が主要アビリティを使った後は倒しやすいタイミング。逆にまだ切っていないなら注意が必要。
「弱った敵を優先する」のは基本中の基本ですが、その先には「いつ弱る状況を作るのか」「どのアビリティを温存しておくか」といった一歩先を読む力が必要になります。
さらなる上達のために ~次のステップと練習ポイント~
1. チーム連携のさらなる深化
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ウルトの連携練習
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ザリアのグラビトン・サージに合わせてテクトニック・ショックを使う
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リーパーのデスブロッサムを守るためにシールドを張る
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集中攻撃を分散させるため、味方の動きと合わせて発動タイミングを工夫
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コミュニケーションの精度向上
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「バローで敵後方へ行きます」と事前に味方へ意図を共有
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「アナ孤立!攻撃可能!」など、敵の弱みを即報告
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「ドリルダッシュのクールダウン中です」など、自分の状態もこまめに伝える
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2. マップ知識の深化
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バロールートの開発
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各マップでベンチャーが動きやすい潜入ルートを事前にリサーチ
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ヘルスパックの位置を把握し、バローからエマージまでの動線を確保
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予想外の位置から奇襲を仕掛け、相手に読ませない
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有利ポジションの把握
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マップ別に「ここを取れば視界有利」という高所をチェック
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敵の死角になる位置を覚え、強ポジショニングを維持
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エマージ後すぐに味方のカバーを得られるポジションへと戻りやすくする
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3. 対カウンター戦略の強化
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苦手ヒーローへの対策
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キャㇲディのフラッシュバンへの警戒
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ブリギッテのシールドバッシュを避けるため、距離管理と隙を見極める
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ソンブラのハックは音や警告を見逃さない
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ヒーローマッチアップの理解
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1対1での有利/不利をはっきりさせ、勝てる相手には積極的に仕掛ける
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不利マッチアップは味方に助けを求めるか、自分がヒーローチェンジを検討する柔軟性も視野に
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4. 高度なメカニカルスキルの向上
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コンボの最適化
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スマート・エクスカベーター → ドリルダッシュ → エクスカベーター → クロバー の一連の流れを最短時間で決める
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動きながら照準を合わせ続ける練習で、実戦でも確実に当てる
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アビリティ管理
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バローとドリルダッシュのクールダウンを頭の中で常に把握
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エクスプローラーズ・リゾルブシールドは味方と自分を守るタイミングを意識
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テクトニック・ショックは「ここで使えば一気に巻き返せる!」という場面を狙う
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成功の指標と目標設定
上達を可視化するためには、いくつかの目標を立てておくと便利です。
● 短期目標
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平均死亡回数を減らす
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チームファイトでのキルを増やし、単独行動によるデスを減らす
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バロー→エマージ→コンボの成功率アップ
● 中期目標
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マップ全体のルート研究を終え、各マップでベンチャーに最適なポジションを確立
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味方構成に合わせて、自分の動きやヒーロー選択を臨機応変に変えられる
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テクトニック・ショックで平均2キル以上を狙う
● 長期目標
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試合中の状況変化に素早く対応し、スタイルを動的に切り替えられる
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苦手ヒーローへの対策を確立し、相手に合わせた立ち回りができる
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「この一手で勝利を呼び込む」という決定的キルや戦局転換を増やしてチームに大きく貢献
まとめ
今回は、Overwatch 2をプレイするうえで押さえておきたい「孤立しない」「チームと行動する」「弱った敵を優先する」という3つの基本原則を深堀りしました。単純なようでいて、これらの原則を徹底するだけで試合の勝率は見違えるほど変わります。さらに次のステップとして、チーム連携の強化、マップ知識の充実、カウンター対策、メカニカルスキルの向上を意識すると、より一層の成長が見込めるはずです。
今後の記事では、もう少し踏み込んだ実践テクニックや、実戦でのリプレイ分析のポイントなども紹介していきたいと思っています。あなたのOverwatch 2ライフが、より楽しく、より勝利に近いものになりますように。ではまた!